
こんにちは。ほりです。
あなたの身の回りで学歴ロンダリングに失敗した人はいますか?
多分ほとんどいないと思います。そもそも学歴ロンダリングをする人も少ないですし、失敗した人は周りにわざわざ話さないので。
でも、学歴ロンダリングを志していた場合、失敗談は気になりますよね。

学歴ロンダリングはどんな人が失敗するのかな。やっぱり頭の良さが関係しているのかな。
ということで今回は、この疑問にお応えします。

僕の友達で学歴ロンダリングに失敗した人がいるのでその人の話を交えて語っていきます。
- 学歴ロンダリングで失敗する人の特徴がわかる
- 学歴ロンダリングで失敗しないために注意すべきことがわかる
それではよろしくお願いします。
学歴ロンダリングに失敗する人の特徴
まず結論から話します。
学歴ロンダリングに失敗する人とは、本気で学歴ロンダリングに向き合えていない人です。
なんだ、精神論かよと思ったかもしれません。
でもこれ超重要なんです!
自らの意志で本気で向き合うことはとても大事なことなのです。たとえ地頭が良かったとしても、本気で学歴ロンダリングに向き合えていないと落ちることは全然あり得ます。
学歴ロンダリングは、以前別の記事でもお話ししましたがとにかくマインドが大切です。
こんにちは。ほりです。 あなたは、学歴ロンダリングを考えたことはありますか? 学歴ロンダリングとは? 日本で大学院進学の際に自身の出身大学よりも更に上のレベル(学歴)の大学院に進学することを指します。 例えば、Fラン大学 …
自らの意志で道を切り開き本気で合格する覚悟がないと合格することは難しいと心得てください。
頭が良くても学歴ロンダリングに失敗することはあり得る
それでは、学歴ロンダリングに本気で向き合っていないとどうなるのか?詳しく解説していきます。
僕には、優秀な友達がいた
僕には高校時代の同級生で仲が良かった優秀な友達がいました。
その友達をここではAくんと呼ぶことにします。
Aくんは頭の良い人でした。
センター国語9割余裕で取っちゃうくらいに国語ができ、特に現代文の読解力がすごく地頭がいい印象がありました。
Aくんは第一志望で旧帝大を目指していましたが、前期試験で不合格となり後期で地方の国公立大学に進学しました。
進学した大学こそ違いましたが、高校卒業後も連絡を頻繁に取り合う仲でした。
僕の大学ではよくレポート課題が出されていたのですが、僕はレポートを書くのが苦手でよくAくんに手伝ってもらっていました。(笑)
Aくんと共に学歴ロンダリングをすることを約束
大学3年生の夏休みくらいに僕は学歴ロンダリングを考え始めました。
ちょうどそのころ周りのみんなも進路を考え始めていたころだったのでAくんに聞いてみました。

Aくんは進路どうするの?僕は実は旧帝大に学歴ロンダリングを考えているんだけど

大学院へは行こうかなって思ってた。旧帝大大学院か、いいね!俺も一緒に学歴ロンダするわ(笑)

まじか!それは心強いわ。一緒に頑張ろうぜ!
こんな感じで学歴ロンダリングを一緒に取り組むことを約束しました。
Aくんは英語もできる人でした
大学院試験には英語(大体TOEIC)が必要です。英語が全然できなかった僕(当時TOEIC365点)は、大学3年生の秋くらいからTOEICの勉強を始めました。
一方Aくんは、英語もできる人でした。(センター英語9割くらい)
Aくんは、TOEICは3月くらいから徐々にやっていけば最低600点くらいは堅いだろうとのことでした。
僕は、3月までには最低でも現段階のAくんぐらいの英語力をつけようと考え、必死にTOEICを勉強しました。
Aくんと共に同じ旧帝大大学院を目指して学歴ロンダリングをすることに
大学3年生の春休みに入ると、僕は学歴ロンダリング先を必死に探していました。

Aくん、どこの研究室に行こうとか具体的に決まってる?

旧帝の研究室だったらどこでもいいかな。ほりくんはどこか決めてるの?

僕は、旧帝大のこの研究室気になっているんだけど…

いいじゃん!じゃあ俺もその旧帝大大学院目指すわ!

まじ?じゃあ、一緒に旧帝大目指して勉強しようぜ!
こんな感じで、僕とAくんは同じ旧帝大を目指すことにしました。
しかも、Aくんと僕は共に専攻が同じであったため、同じ専攻の院試を受けることになりました。
Aくんと協力して院試対策を行った
Aくんと同じ専攻を目指すことになったので、僕とAくんは同じ試験を受験することになります。
そこで勉強を効率的に行うためにAくんと協力して院試対策をしないか提案してみることにしました。

Aくん、同じ専攻目指すんだし手を組んで一緒に勉強しない?その方が効率よくお互い勉強できるし

そうだね!じゃあそうしよう
こんな流れで手を組んで院試勉強を進めていくことになりました。
具体的には、まず専門科目を単元ごとに担当を決めました。その後、僕とAくんは自分の担当単元を深く勉強しノートにまとめて相手に共有し合いました。
時々、お互いの勉強進捗を共有していた
たまにお互いの勉強状況を共有していました。
しかしこの時僕はすごくAくんとの温度差を感じていました。
というのも、僕は毎日9時間、10時間と勉強していましたが、どんなに勉強しても本当に合格できるか不安で焦っていました。
しかし、Aくんに勉強どんな感じで進めているか聞いてみると、

1日4~5時間くらい勉強したら集中力切れちゃってそれ以上できないんだよね。まあでも4~5時間やってれば十分でしょ
と返ってきました。正直全然焦っていなくてびっくりしました。
また

院試の科目、試験範囲膨大すぎて対策立てようがないからもう勉強してもしょうがない気がしてきたわ。当日の運次第だな
みたいなことも言っていました。確かに範囲は膨大で勉強したところが出題されるかもわかりません。
いや、それでも勉強するしか合格に近づく道はないだろうと僕は考えていました。
でもAくんにはAくんの考え・戦略があるのだろうと思い、特に言及はしませんでした。
Aくんは、大学院試験前日に落とした必修のテストを受けていた
実は、Aくん大学院試験前日に落とした必修の単位を取るためにテストを受けていました。
幸い、Aくんの落としていた単位は院試の専門科目と内容が多少被っていました。
そのため完全に無駄な時間ではありませんでしたが、院試直前期の大事な時間を必修のテスト勉強時間にあてる必要があったのは結構なロスであったと思います。
さすがに、僕もAくんのことが心配になりました。
そして大学院試当日…
そして大学院試験本番。
朝、僕が試験会場の受付で待っているとAくんがやってきました。
その顔はとても疲れているようでした。
話を聞いてみると、ここ最近必修のテスト勉強+院試の勉強で徹夜続きであったと。
コンディションが最悪の状態でAくんは院試に挑んでいきました。
結果、Aくんは不合格に
結果的に、Aくんは院試に落ちてしまいました。つまり学歴ロンダリングに失敗しました。
僕より頭の良かったAくんが落ちるなんて正直信じられませんでした。
協力して院試対策をして勉強していたのに、僕より頭の良かったAくんが落ちて僕だけ受かるなんて思ってもみませんでした。
学歴ロンダリングで失敗しないために意識すべきこと
では、Aくんに足りなかったものは何か?
それは、Aくんには本気で学歴ロンダリングに向き合う覚悟ができていなかったのです。
何となく学歴ロンダリングを決意し、何となく研究室を決めて、何となく勉強していたために本気になれていなかったということです。
本気になれていないと、毎日何時間も勉強するのは苦痛で続きません。
優秀なAくんであれば、本気で学歴ロンダリングに向き合うことができていれば確実に受かっていたと思います。
しかし、本気になれていなかったため合格に必要な勉強時間を確保できず合格に至らなかったのです。
今後Aくんのような人を輩出しないためにも、学歴ロンダリングを目指す方は本気で向き合う覚悟を決めてから挑んでください。
中途半端な気持ちであればやらないほうがいいです。
まとめ:学歴ロンダリングに本気で向き合う覚悟を持って失敗を避けよう
以上、僕の友達Aくんの話を通して学歴ロンダリングに失敗する人の特徴について語ってきました。
頭が良い人であっても、本気で学歴ロンダリングに向き合えていないと失敗します。
ぜひ学歴ロンダリングを考えている方は意識してくださいね。
僕のブログでは学歴ロンダリングに関する情報を随時発信中です。よかったら他の記事も読んでみてください。
それでは今回はこの辺で。